Q10.ひったくり被害に遭わないためには、どうしたらよいでしょうか?
ひったくり発生の特徴は (令和元年中)
- 令和元年中のひったくり認知件数は254件で、前年比146件減少
- 平成12年のピーク時に比べ約98%減少
- 多発時間帯は、午後6時から午前0時までの間が41.0%
- 被害者は、性別では女性が72.8%を占めています。
- 年齢別では、20歳代が最も多い。
となっています。
●ひったくりの防犯対策
- バッグなどは、車道の反対側の手に持ちましょう。
- 携帯電話や音楽プレーヤーを使用しながらの「ながら歩き」はやめましょう。
- 時々後ろを振り返るなどして、不審者等がいないか確認しましょう。
- 自転車の前かごには、ひったくり防止カバーを取り付けましょう。
- ひったくり防止カバーのひもやファスナーなどを、きっちり締めましょう。
●携帯電話を使用しながらの通行や複数人での通行
- 携帯電話を使用しながら、また、音楽を聴きながら通行していると、注意力が散漫になります。
- 不審な単車や自転車が近づいて来ないか注意し、バックをしっかり持つことが大切です。
- 複数人で通行している場合でも被害に遭っているケースがありますので、油断しないようにしましょう。
●地域、職域では
- 防犯教室など各種防犯行事を通じて防犯指導を行う。
- 被害防止についての広報活動に努める。
- 関係機関・団体と連携を緊密にし、防犯灯の設置促進や門灯、広告灯等の終夜点灯を図り、町を明るくする環境づくりに努める。
●ひったくりの被害に遭うと・・・
- 現金の他にも、個人情報など大切なものを盗られてしまいます。
- 運転免許証や会社の顧客情報などから個人情報が漏洩すれば、他の犯罪被害につながりかねません。
- 携帯電話に保存されている、知人の連絡先やメールなどの大事なデータを失うほか、電話の利用停止、再購入などの手続きの負担が生じます。
- キャッシュカードやクレジットカードを不正利用されたり、あなたの大切な現金を犯人に引き出されるおそれがあります。